早春の美しい虫たち④/⑧
普通の非凡: イタドリハムシ
美麗種として、イタドリハムシを紹介するのは、
友人たちから何を言われるか分からないので、
少しためらったが・・・・
直射日光下でみると、微妙に輝いて見える。
しかし、もうすでに、ネタ切れなのか・・・・
イタドリハムシ(ハムシ科)
2011年5月24日 だんぶり池・青森
だんぶり池の林道で、イタドリやスイバの葉を探せば、
必ず見つかると思えるほど、個体数は多い。
イタドリハムシ(ハムシ科)
2011年6月2日 だんぶり池・青森
ただし、普通に歩いていると、こんな感じに見えるが、
良く目立つのは間違いない。
イタドリハムシ(ハムシ科)
2011年5月24日 白岩森林公園・青森
実は、この子は、昨年11月に紹介したように、
日本では珍しいミューラー型擬態の輪に入っている。
↓ ↓ ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20101114/1/
このグループは、お互いが毒を持っており、ほぼ同じように見える。
どれかの種の個体が、一度捕食者に食べられると、
その捕食者は、2度とその姿をした個体を攻撃しなくなる。
イタドリハムシ(ハムシ科)
2010年5月30日 白神山地・青森
この時期に見かけるのは、どうやら越冬した成虫らしい。
雪に埋もれる白神山地でも、例外ではない。
イタドリハムシ(ハムシ科)
2011年5月24日 白岩森林公園・青森
しかも、偶然とはいえ、選んだ写真が全て左向き!!
そして、さりげなく、手持ちのイタドリハムシの写真を、
数10枚確認してみると・・・・・・・・
これが、イタドリハムシの「ちょっとだけ不思議」なところなのか?