昆虫クイズ【その2】の答え
昆虫クイズ【その2】の答えです。
ある重要な法則とは、アイウエオです。
前回の写真は、昆虫標準和名(図鑑に掲載されている日本名)を、
ア行⇒カ行⇒サ行⇒タ行⇒ナ行(アイウエオ順)と並べてみたものです。
こんな正解で、ビックリして飛び上がった方へ:
ちなみに、この標準和名というものは、昆虫類に限れば、
世界共通の学名とは違って、特に大きな制約がなく、
命名者が比較的自由に名付け親になれるようです。
ですから、
昆虫の和名の世界でも、ちょっとだけ不思議なものがあります。
よく例に出される有名な種類では、
ハムシの仲間で、
トゲナシトゲトゲという、
一体どっちなんだという種がいます。
さらに、多分その近縁種に、
トゲアリトゲナシトゲトゲ
という名前の虫までいるようです。
こんな正解で、ちょっと怒っている方へ:
さらには、一体どっちなんだ!と言われそうなのもあります。
たとえば、
ニセリンゴハマキモドキ【ハマキモドキガ科】
とか、
ニセコブスジツノゴミムシダマシ【ゴミムシダマシ科】
とか、
ちょっとかわいそうです。
虫だって、プライドがあります。 ・・・・・・多分。
折角ですので、手持ちの写真の中から、
ユニークな名前の昆虫をひとつ・・・・
このバッタは、名前を
クダマキモドキ
と言います。
2005年11月12日【クダマキモドキ】高知・大橋ダム
別に酒を飲んでいる風でもないが・・
全身緑色のスマートなバッタですが、どうして?
そういえば、この子は、
いつも、変な声でぐずぐず鳴いてるかなぁ~
⇒ 管(くだ)を巻く: 主に酒に酔った人が、同じことをぐずぐず言う状況
クダマキとは、クツワムシの別名という説もあります。
でも、ときどき、酒を飲んでいないのに、
管を巻く人がいますね・・・・・・・・・・水道屋さんとか。
明日から、ダムサイトに集まるカメムシを撮りに、東北地方をひとまわりしてきます。
フトハサミツノカメムシねらいです。