忍者ブログ

ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

ちょっとだけアート??


今回は気分転換に、ちょっとだけアートな写真集。

とても、昆虫ブログとは思えない選択emoji

 

 


とりあえず、お気に入りの写真から・・・

 

 


ヒオドシチョウの蛹

2015年6月7日 だんぶり池・青森

これは、かなり不思議な光景だと思う。

ヒオドシチョウの幼虫は、関東以西では、
オオムラサキの幼虫と同じエノキの葉を食べる。


 ⇒実は、全く知らなかったことなのだが、
  弘前周辺では、エノキは自生していないので、
  ヤナギ科のバッコヤナギを、餌植物としているようだ。


条件が整えば、集団で葉っぱを丸坊主にするような食べ方をする。

そして、最終的には、上の写真のようになる!?

 


・・・まるで、鯉のぼりのようだ。

 

 

 


鯉のぼりと常念岳

2015年5月13日 安曇野・長野

こっちが、本物の鯉のぼり。

車中泊予定の道の駅で、北アルプス連峰を背景に、
夕陽が沈んだ直後の一瞬(数10分?)の出来事だった。!

 


・・・よく見ると一番上の鯉のぼり、尻尾がハサミのように見える。

 

 

 


フトハサミツノカメムシ(ツノカメムシ科)

2015年5月14日 安曇野・長野

もちろん、ハサミと言えば、この子だろう。

多分、日本国民の中で、PPMレベルの人しか、
野外で、実物を確認したことがないほどの珍品だ【注】


この写真を、出したかっただけじゃないのか?

 

・・・と言う感じで、流れるように3枚の写真を紹介した。

 


・・・流れ???

 

 

 

奥入瀬渓流の銚子大滝

2015年6月11日 十和田・青森

最後の写真は、ちょっと強引だが、流れが見事な奥入瀬渓流。

ちなみにシャッター速度は、この写真で0.3秒で、
同行した娘の肩を借りて、カメラを固定した。

 

 

以上、約1枚を除いて、ちょっとだけアートな写真でした。

 

 


【注】PPMレベルとは、業界用語(?)で、
   100万人にひとり程度という少なさを表す。

   現実には、フトハサミツノカメムシを野外で見た日本人は、
   数100人程度しかいないという珍品レベルと言うことになる。

   もちろん、昆虫の世界には、そんなレベルではない、
   数個体しか採れていない極珍品もいるのだが・・・

 

   

拍手[18回]

PR