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  • 2017.06
不思議な幼虫集団 オオトビモンシャチホコ


前回、だんぶり池のヒオドシチョウ幼虫の集団を紹介した。
↓   ↓   ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20150626/1/


そこから、ほんの数メートル離れたコナラの木で、
同じような雰囲気の幼虫集団が見つかった。

 

 

オオトビモンシャチホコ幼虫(シャチホコガ科)

2015年6月6日 だんぶり池・青森

最初は、いったい何が起こっているのか分からず、
ちょっとびっくりの光景だった。

 ⇒このような幼虫集団を見つけたときは、
  周辺の葉っぱが食べつくされていることが多いのだが、
  今回は、ちょっとだけ雰囲気が違う。
   
  食痕のある葉っぱがあまり見つからないのだ。

 

 

 

オオトビモンシャチホコ幼虫(シャチホコガ科)

2015年6月6日 だんぶり池・青森

帰宅後に、軽く種名を調べてみると、
オオトビモンシャチホコの終齢幼虫のようだ。


この時点で、すでに終齢幼虫なのだが、
羽化するのは、多分夏の終わりころになるらしい。

 ⇒同じ年1化なのだが、不思議なことに、
  前回のヒオドシチョウとは、違った生活史だ。

 

 

 


オオトビモンシャチホコ幼虫(シャチホコガ科)

2015年6月7日 だんぶり池・青森

翌日も同じコナラの木の枝にいた。

 ⇒やはり、赤と黒の組み合わせは、
  基本的には、よく目立つ警戒色になるだろう。


そして、ちょっとだけ不思議な昆虫の世界では、
警戒色の虫たちは、集団になる傾向がある。

視覚的に獲物を探す捕食者に対して、
より目立たせることが出来るからだと思う。

ただし、捕食者に対して、何らかの防御手段を持っていることが、
この行動の前提になるのだが・・・

 

 

 

オオトビモンシャチホコ幼虫(シャチホコガ科

2015年6月15日 だんぶり池・青森

そして、1週間後にも、同じ場所に!!!!

しかし、肝心の防御手段が思い当たらない。


物理的な防御手段はないし、目玉模様もない。
さらに、毒針毛を持っていないし、
化学的な防御物質を放出することもない。
おそらく、警報フェロモンも放出しないだろう。

 

 

 

オオトビモンシャチホコ幼虫(シャチホコガ科)

2015年6月20日 だんぶり池・青森

さらに、さらに5日後にも・・・

 ⇒赤と黒が、くすんだようになってきて、
  この場所にいるときは、警戒色というより保護色に近い?


今日で、このコナラの木で観察を始めてから、
ちょうど2週間が経過したことになる。

その間、観察は朝だけなのだが、ずっと終齢幼虫のまま、
集団で過ごしていたことになる。

 ⇒付近の葉の食痕からみても、もうあまり、
  葉っぱを食べることはないのかもしれない。


何故、ほとんど葉っぱを食べることはないのに、
こんな風に、幼虫のままでいるのだろうか?

 

 

・・・・

 


ようやく、6月24日の観察では、
何時も見かける枝に、幼虫の姿はなかった。

おそらく、落葉中や土の浅いところで、蛹になったのだろう。

 ⇒それなら、何でサッサと地面に降りて、
  落ち葉の下に隠れなかったのだろうか?

 


やっぱり、これが「ちょっとだけ不思議な昆虫の世界」なのだろう。

 

 

     

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【2015/06/29 06:00 】 | 集合 | 有り難いご意見(0)
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