ハイイロセダカモクメ君 再登場!!!
ハイイロセダカモクメ、君は忍者【NINJA】か?
⇒ ⇒ (ブログ管理会社に、ちょっと気を使ったりする?)
今回、好評につき、もう一度、
ハイイロセダカモクメ君に登場してもらいます。
今年の秋、青森県内の数か所で、必死に探して、
合計10匹前後の幼虫を見つけた。
多少興奮して、写真を撮りまくった。
下の3枚の写真、是非クリックして大きくしてから、ご覧ください。
2010年10月8日【ハイイロセダカモクメ幼虫】だんぶり池
この写真は、比較的探しやすい方だが、
ほぼ完璧な隠蔽的擬態の例になるだろう。
外国産の昆虫では、コノハムシやハナビラカマキリが有名だが、
この子は、それに匹敵するものだと、個人的には思う。
2010年10月14日【ハイイロセダカモクメ幼虫】弘前市
この写真が、我々が歩きながら、肉眼で探すイメージに一番近い。
しかし、一度見つけても、撮影現場では、
カメラのレンズ交換などで、ちょっと目を離すと、
すぐに視界から飛んでしまう!!!
そして、再び見つけるまでに、どうしても数十秒はかかる・・・・
2010年10月8日【ハイイロセダカモクメ幼虫】だんぶり池
この写真には、偶然2匹のハイイロセダカモクメ幼虫が写っている。
左側の1匹はすぐに分かるが、右側先端近くに2匹目が・・・・・
実際に、撮影現場では、しばらくしてから、
あれ! 嘘ぉ~!! もう一匹いるじゃん!!! 信じられない!!!!
・・・と、いう感じだった。
それにしても、
これだけの厳しい選択圧をかけ続ける(元)天敵は何だったろうか?
おそらく、視覚的に獲物を探す捕食者の方にも、
中途半端な擬態は許さない、厳しい条件があったのだろう。
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ここからは、全くの想像であるが、
その(元)捕食者は、
満腹状態で北の国に帰らなければならない渡り鳥かもしれない。
あるいは、この時期に、沢山の子供の子育てに追われ、
どんどん獲物を巣に運び込まなければならなかった野鳥類だったのかもしれない。
そして、食べられる方も、ここまでやったのだから、
ヨモギの生活環とに、完全に同調して発生しなければ意味がない。
年1化で、(おそらく)蛹で越冬し、(おそらく)そのまま夏眠して、
秋に交尾・産卵する生活環になったのだと思う。
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彼(彼女)にもう一度拍手お願いします
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