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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

こんなとこ撮ってみました【4】 人間の力!!

今回で、9回目の「こんなとこ、撮ってみました」である。
 

シリーズとして、

【7】地球の力: http://kamemusi.no-mania.com/Date/20120423/1/

【8】空気の力: http://kamemusi.no-mania.com/Date/20120507/1/

と続いた。
 

そして最後は、さりげなく【9】人間の力である。

 

 

田んぼアート かぐや姫
 
2011年9月11日 田舎館村・青森

以前も紹介したことのある田舎館村役場の名物。

色の異なる稲の品種を、うまく使って(植えて)絵を描く。

地元の人たちの話を聞くと、描く絵が、
年々リアルに(上手に!)なっているらしい。


さすが、人間の力である。

 

 

リンゴ文字
 
2011年11月6日 弘前リンゴ公園・青森

リンゴの品種を使っても、このように、絵や字を描ける。

ただし、中身は「いまいち」であるが・・・・

(作成チームの方々、コメンナサイ)

 

この方式も、年々進化し続けるのだろうか?

 

 


岩を持ち上げる
 
1986年4月4日 太秦・京都

今回のテーマが、人間の力なので、昔撮った写真を・・・


小さい男の子が、重い岩を持ち上げている。

撮影場所を見て、お気付きのように、
映画の撮影用の本物そっくりの岩を持ち上げている。


しかし、この男の子は、今では、自分の子供(私の孫)を、
このように持ち上げて喜んでいるのである。


これが・・・(本当の意味の)人間の力・・・???・・・!!!

 

 

五重塔
 
2008年12月6日 浅草寺・東京

五重塔というのは、人間の作りだす建物で最も美しいと思う。

2番目から下にある付き出した屋根は、
一体何のためにあるのだろうか?

単なるデザイン的なものなのか?


まさか、1000年以上経過して、このようにライトアップされるとは、
最初に作った(設計)した人間は、思ってもいなかったろう。

 

 


謎の地底人!! 
 
2007年1月21日 上野・東京

後ろにタヌキがいるのに、地底の穴から顔を出す。
 

この女性は、私の娘であるが、何故か地下が好きである。

しかし、どう見ても、上から落とし穴のような状況で、
中に入ったのではない!!


これは、一体どんな状況なんだ!


⇒ 答えのヒントは、撮影場所にあります。
  ここは、上野の科学博物館です。


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だんぶり池で見かけた虫たち その他のチョウ

今回は、その他のチョウの仲間である。


だんぶり池のチョウは、ここで一区切り・・・

今回までで、31種のチョウの写真が撮れたことになる。


ちなみに、カメムシ類は、これまでに33種の写真が撮れている。
↓ ↓ ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20120322/1/

 

 

028ヒメジャノメ(ジャノメチョウ科)
 
2010年8月14日 だんぶり池・青森

日本全国で、普通に見られるジャノメチョウである。

コジャノメなど、良く似たチョウがいるが、
写真のように翅の裏面の白い直線が決め手となる。

花を訪れることははとんどなく、
樹液や、腐った果実を好むようだ。

 

 

029クロヒカゲ(ジャノメチョウ科)
 
2010年9月12日 だんぶり池・青森

多分東北で見かけるクロヒカゲは、
ヒカゲチョウと間違えるくらい黒っぽくない。

十数枚の写真を見直したら、全てクロヒカゲであった。

軽くネットで調べてみると、青森県には、
ヒカゲチョウは、ほとんど分布していないようだ。

 

 


030モンシロチョウ(シロチョウ科)
 
2010年9月9日 だんぶり池・青森

キャベツの大害虫だった(?)モンシロチョウ。

最近、あまり見かけなくなった気がする。


高校の生物部の研究テーマで、
モンシロチョウ幼虫の歩くための筋肉から、
成虫になって飛ぶための筋肉に変わる時期を、
蛹化後の一定時間ごとに、パラフィン包埋切片を作って調べた。

結果的にその研究は、読売科学賞を受賞したのだが、
蛹になってから、24~36時間の間に、
一度全ての歩く筋肉が溶けてしまうことを証明したのである。

 

また、学生時代には、日高先生の生物学の講義の時間に、
モンシロチョウの雌が、お尻を上げて止まるのが、
交尾拒否姿勢(MRP)というのを知った。

また、雌の翅は、紫外線を反射するので、
雄はそれをたよりに雌を探すということも知った。

さらに、幼虫に寄生するアオムシコマユバチの奇妙な生態や、
脱皮と変態に、脱皮ホルモンと幼若ホルモンのバランスが、
重要であることも知った。


そんな思い出深いモンシロチョウが、減ってきている・・・

 

 

031スジグロシロチョウ(シロチョウ科)
 
2010年6月10日 だんぶり池・青森

ネット情報では、スジグロシロチョウは、関東周辺で、
モンシロチョウと入れ替わるように増えていると言われている。

だが、だんぶり池周辺では、白いチョウそのものを、
あまり見かることはない。

幼虫の食べ物のアブラナ科植物が少ないためだろうか?

 

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だんぶり池で見かけた虫たち セセリチョウ科

今回はセセリチョウという蛾のようなチョウの仲間である。

 

この仲間は、良く似た種が多く、
標本がないと識別しにくい場合があるが、
今回のものは、なんとか大丈夫だろうか・・・

 


023イチモンジセセリ(セセリチョウ科)

2010年9月7日 だんぶり池・青森

関東以西では、いつでも見られるが、
だんぶり池では、多分9月にならないと見られない。

おそらく、南方より世代を繰り返しながら北上を続けるが、
北国では、寒すぎて越冬できないようだ。

そしてまた、翌年、南方より世代を繰り返しながら北上するのだ。
 

何で、こんなややこしいことをするのだろうか?

幼虫は、イネの葉を食べる害虫としても知られている。

 

 

024オオチャバネセセリ(セセリチョウ科)
 
2010年7月20日 だんぶり池・青森

見た目は、上のイチモンジセセリに良く似ている。

ただ、後翅の白い斑紋を見ると、ひとつ上の写真のイチモンジセセリは、
まっすぐ一文字に並んでいるが、この写真のオオチャバネセセリは、
良く見るとジグザグになっている。

見た目は、これだけの違いのようだ!!

ちなみに、この写真を撮った時期(7月)には、
だんぶり池に、イチモンジセセリは、まだいない。

 

 


025コキマダラセセリ(セセリチョウ科)

2010年7月25日 だんぶり池・青森

オレンジの地色に、焦げ茶色の線が入っているだけの模様であるが、
これが、日本的な美しさなのだろうか?

やっかいなことに、非常に良く似たヘリグロチャバネセセリという種がいる。

実は、だんぶり池では、この写真一枚だけしか撮れていないので、
図鑑やネットで調べてみても、この写真の子が、どっちなのか、
かなり微妙であるが・・・

何か、如何にも速そうな、今にも飛び立ちそうな
アメリカ軍の戦闘機のような止まり方をしている。

⇒当初、多分スジグロチャバネセセリとしていたが、Nabita氏のご指摘により、
 コキマダラセセリに訂正しました。


 

026ダイミョウセセリ(セセリチョウ科)
 
2010年8月14日 だんぶり池・青森

この子は、止まるときは、必ず翅を開いているので、
逆に翅を閉じている写真(翅の裏面の模様)は、なかなか撮れない。

しかも、どう見ても、蛾である。


ダイミョウとは、属名のDaimio(大名)からきているが、
おそらく肩が張った「かみしも」を着た武士に見えたのだろうか?

ちなみに、図鑑によれば、日本で見られるDaimio属は、
ダイミョウセセリ1種のみで、命名者は、外人である。

 

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だんぶり池で見かけた虫たち シジミチョウ科

今回はシジミチョウという小さいチョウの仲間である。

 

なお、だんぶり池周辺の林道では、
遠くの方に、キラキラ輝くゼフィルスを見かけるが、、
撮る機材もテクニックもないので・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・撮れてません。

 


018アカシジミ(シジミチョウ科)
 
2010年7月8日 だんぶり池・青森

だんぶり池周辺では、ときどき見かける程度だが、
西目屋村周辺で、ここ数年間大発生しているようだ。

地元テレビのニュースにも取り上げられるほどで、
木の枝や葉っぱに、まるで花が咲いたように、
オレンジ色のチョウが、栗の花などに止まっている姿は、
北米のオオカバマダラのような雰囲気で報道されていた。

幼虫は、ブナ科植物の葉を食べる。

 

 

019ウスイロオナガシジミ(シジミチョウ科)

2010年7月8日 だんぶり池・青森

あまり良い写真ではないが、翅の裏面は灰白色で、
灰褐色の斑紋とがある地味なシジミチョウ。

比較的長い尾状突起の付け根のあたりにオレンジ色の斑紋がある。
日中は不活発で、朝と夕方に活発に活動するようである。

幼虫の食草は、カシワ、ナラガシワ、ミズナラなど。

 

 

020トラフシジミ夏型(シジミチョウ科)
 
2010年7月20日 だんぶり池・青森

以前紹介したサカハチチョウと同じように、季節型がある。

残念ながら、だんぶり池では、夏型しか撮れていないが、
翅の裏面の色合いが、春型と夏型と大きく異なり、
まるで別種のようだ。

幼虫は、色々な植物の葉を食べる。

 

 

021ベニシジミ(シジミチョウ科)
 
2010年7月27日 だんぶり池・青森

このチョウは、ちょっとした草はらがあれば、
本当にどこでも見かける。

ヒメジョオンの花には、ベニシジミが良く似合う。

・・・だんぶり池では、まだ撮れていないが・・・


幼虫は、タデ科植物の葉を食べる。

 

 

022ゴイシシジミ(シジミチョウ科)
 
2010年8月25日 だんぶり池・青森

白黒の碁石のように見えなくもないチョウ??

飛んでいるときも、この模様がはっきり見える。

幼虫は、アブラムシを食べる。

 

と、さりげなく書いたが・・・・・


ゴイシシジミは、日本で見られるチョウで、
唯一、幼虫が完全な肉食性なのだ。

しかも、驚くべきことに、成虫も花の蜜を吸うことはない。

何と、アブラムシの出す甘い蜜を吸うのだ。


完全にアブラムシに依存している!!!!!

 


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こんなとこ撮ってみました【8】 空気の力!!

今回で、8回目の「こんなとこ、撮ってみました」である。

前回【7】の地球の力には、遠く及ばないが、
さりげなく空気の力も、良い味を出している?

 


地獄谷に虹が!!
 
2006年8月15日 地獄谷温泉・長野

地獄と虹の組み合わせは、かなりである。

といっても、ここは、サルが温泉に入ることで有名な
地獄谷温泉の間欠泉である。

お湯が噴き出せば、太陽の角度によっては、
蒸気に虹が見える。

温泉に浸かる猿たちも、唖然として、見てることだろう。

 

 

 

木の枝に氷!!

2010年3月25日 軽井沢・長野

この現象も、いつも見られる訳ではないと思う。

気温と雨(雪?)の量の微妙なバランスによって、
ある時期にだけ、起こるのだろう。

少なくとも、雪国の自宅(弘前市)近くでは、
まだ、見ることはできない。

 

 

歩行者用信号機の押しボタン
 
2012年2月8日 弘前市・青森

これは、自然の力というより、人間の仕業なのか?

歩行者用信号機の押しボタンの絶妙な位置に感動。

でも、本来の機能は、全く果たしていないようである。

 

 

ライオンの顔(?)
 
2010年5月17日 小泊岬・青森

全国各地の海岸に、良くある光景である。

でも、これは空気の力というよりも、波の力か?


がっかりするので、画面をクリックして、
拡大して見ないでください。

 

 

蜃気楼(?)
 
2008年1月14日 吉野川河口・徳島

これも、全国各地の海岸に、良くある光景である。

いや、そんなに良くあるわけでない??


空気の力も、ここまでは、やれるのか?!

 

 

以上、恐るべき「空気の力」シリーズでした。

 

 

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