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さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。 従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。
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今回の正解は、
「カメムシの標準和名の文字数が、少ない順に並んでいる」
でした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
こんな正解でびっくりして跳び上った方へ:
1987年7月1日 徳島
正解を確認して、快く了解してくれた方へ:
ところで、生物の名前で長いものと言えば、
昔から(たぶん4~50年以上前から!)有名なのが、
リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ
という21文字の和名である。
これは、海草「アマモ」の別名であり、
今ではほとんど使われないらしい。
ただ長い名前という事実だけが、語り継がれている・・・(らしい)。
昆虫では、これも仲間内ではよく話題になる、
セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ
という19文字の真っ赤なアブラムシがいる。
アブラムシ類は寄主の名前が最初に付く場合が多いので、
チューリップヒゲナガアブラムシや
ジャガイモヒゲナガアブラムシなどの有名な害虫がいる。
植物名が長ければ、必然的に長い昆虫名になる。
アブラムシ類に寄生するアブラコバチという寄生蜂がいる。
もし仮に、宿主と寄生種が1:1の関係で、
セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシに、
寄生するチャバラアブラコバチが発見されれば、
セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシチャバラアブラコバチ
という29文字の名前になるのだろうか?
お疲れさまでした。
さりげなく4回目を迎えました。
今回は、比較的簡単です。
以下の5枚のカメムシの写真は、ある規則で並べてあります。
さて、どんな規則でしょうか?
学生時代に大変お世話になったカメムシ。
新鮮なアブラナ科の植物しか、吸汁しないので、
大量飼育には苦労した。
幼虫時代は普通に匂いを出すのに、
成虫になってからは、何故か匂いを出さない。
珍しく、高速道路のSAで見つけた。
いろいろな種類の桜の木が植わっているところで、
結構探したが、結局1種類の木にしかいなかった。
2010年9月14日 オオトビサシガメ(サシガメ科)だんぶり池
だんぶり池では、普通に見られる大型のサシガメ。
刺されたらかなり痛そう!!!
2010年8月22日 ツノアカツノカメムシ(ツノカメムシ科)白岩森林公園
比較的珍しい種類の山地性のツノカメ。
両側のツノがカッコイイ!!!
2010年10月8日 オオトゲシラホシカメムシ(カメムシ科)だんぶり池
これも、関東以西では山地性のカメムシ。
だんぶり池周辺では、普通に見られる。
以上ですが、何らかの順に並んでいます。
今回は昆虫に関する知識・経験は、
むしろジャマになります。
すぐに答えが分かった方は
クリックお願いします。
↓ ↓ ↓
昆虫クイズ【その3】の正解発表です。
今回、都合でまだ問題を見ていない方へ!
このまま、正解を見る前に、
左側のカレンダーの10月23日をクリックして、
是非、「レベル33」の問題にチャレンジしてみてください。
「レベル1」に関しては、
特に説明はいらないと思います。
トビナナフシが2匹います。
「レベル2」に関しては、
カマキリが予想外に大きく写っていた・・・
と感じていただければ嬉しいです(?)。
そして、「レベル33」の写真です。
2010年10月8日【ハイイロセダカモクメ】青森・だんぶり池
ピンクのマル印の中に、
ハイイロセダカモクメという蛾の幼虫がいます。
写真をクリックして、拡大画像をご覧ください。
体の形・色・模様・サイズすべてにおいて、
寄主植物であるヨモギの花穂と、
全く見分けがつかないほどの見事な擬態です。
マル印の中でも、わかりにくいと思いますので、
強制的に別の葉っぱの上に置いた写真を貼ります。
2010年10月8日【ハイイロセダカモクメ】青森・だんぶり池
この写真を見ても、
日本の昆虫の隠蔽的擬態のベストワンと言ってもおかしくない
すばらしい芸術的な擬態だと思います。
やや興奮状態で、この子の写真を撮りまくりましたので、
別の機会にまた紹介しますので、どこに写っているか探してみてください。
しかし、このハイロセダカモクメという名前は、
もう少し何とかならなかったのかなぁ~!
このブログの開始ページ(9月9日)で紹介した
アシナガバチそっくりの蛾「セズジスカシバ」の和名と同様、
もう少し、この努力に敬意を表した名前でも良かったのかと・・・・・
いずれにしても、
この子に拍手です。
↓ ↓ ↓
昆虫クイズ【その3】です。
今回は、当ブログのメインテーマのひとつである擬態に関する問題です。
以下の3枚の写真の中に、さりげなくある昆虫がいます。
見つけられますか?
レベル1:
まさか、こんなところに!
と言うような人通りの多い公園の散歩コースで見つけました。
2匹いますよ
レベル2:
2007年9月23日 徳島・眉山
この写真も、人がいっぱいいる場所のお花畑で撮りました。
ちょっとビックリ
レベル33:
2010年10月8日 青森・だんぶり池
噂のだんぶり池林道で、本当に偶然発見。
予備知識なしで、これを見つけるとは!!!(自画自賛)
尚、レベル33とは、レベル3のミスタイプではありません。
レベル33の問題は、レベル1の33倍も難しいということです。
そして、この写真の虫との出会いが、
今年一番の衝撃でした!!!
ぜひ、写真をクリックして、拡大してから、
じっくりと探してみてください。
ヒント: ハイイロセダカモクメという蛾の幼虫がいますよ
レベル33の問題が、すぐ分かった方!!!
あなたは、今、ちまたで話題の、
生物多様性に関する由緒正しい「虫マニア」です。
是非クリックして、お知らせください。
↓ ↓ ↓
昆虫クイズ【その2】の答えです。
ある重要な法則とは、アイウエオです。
前回の写真は、昆虫標準和名(図鑑に掲載されている日本名)を、
ア行⇒カ行⇒サ行⇒タ行⇒ナ行(アイウエオ順)と並べてみたものです。
こんな正解で、ビックリして飛び上がった方へ:
ちなみに、この標準和名というものは、昆虫類に限れば、
世界共通の学名とは違って、特に大きな制約がなく、
命名者が比較的自由に名付け親になれるようです。
ですから、
昆虫の和名の世界でも、ちょっとだけ不思議なものがあります。
よく例に出される有名な種類では、
ハムシの仲間で、
トゲナシトゲトゲという、
一体どっちなんだという種がいます。
さらに、多分その近縁種に、
トゲアリトゲナシトゲトゲ
という名前の虫までいるようです。
こんな正解で、ちょっと怒っている方へ:
さらには、一体どっちなんだ!と言われそうなのもあります。
たとえば、
ニセリンゴハマキモドキ【ハマキモドキガ科】
とか、
ニセコブスジツノゴミムシダマシ【ゴミムシダマシ科】
とか、
ちょっとかわいそうです。
虫だって、プライドがあります。 ・・・・・・多分。
折角ですので、手持ちの写真の中から、
ユニークな名前の昆虫をひとつ・・・・
このバッタは、名前を
クダマキモドキ
と言います。
2005年11月12日【クダマキモドキ】高知・大橋ダム
別に酒を飲んでいる風でもないが・・
全身緑色のスマートなバッタですが、どうして?
そういえば、この子は、
いつも、変な声でぐずぐず鳴いてるかなぁ~
⇒ 管(くだ)を巻く: 主に酒に酔った人が、同じことをぐずぐず言う状況
クダマキとは、クツワムシの別名という説もあります。
でも、ときどき、酒を飲んでいないのに、
管を巻く人がいますね・・・・・・・・・・水道屋さんとか。
明日から、ダムサイトに集まるカメムシを撮りに、東北地方をひとまわりしてきます。
フトハサミツノカメムシねらいです。