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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

ちょっとだけ珍しいトンボ

今回は、多分普段あまり見ることのない、
ちょっとだけ珍しいトンボを紹介する。

実は、トンボの種類を見分けるのは、
写真だけでは難しい・・・、というか不可能である。

そんなわけで、以下のトンボは、
写真だけで、何とか同定ができた種である。

 


ハッチョウトンボ(トンボ科)
 
2011年7月25日 酸ケ湯温泉・青森

写真では全く分かりにくいが、日本最小のトンボである。
体長は20mm程度であり、まさに一円玉の直径と同じである。

北国には、あまり生息していないのかもしれない。

高知のトンボ王国で見て以来、生涯2回目の出会いであった。

 


カオジロトンボ(トンボ科)

2011年7月25日 睡蓮沼・青森

胴体の赤い点の模様が、マダニが寄生しているように見えた。

しかし、近づいて良く見ると、全くイメージが違って、
ちょっとオシャレ!!!

 


ハグロトンボ(カワトンボ科)
 
2011年7月30日 だんぶり池・青森

以前紹介したチョウトンボと違って、
こちらは真っ黒な翅である。

何故か夕方しか見かけない印象があり、
フワフワと弱々しく飛ぶ姿は、何となく不気味である。

子供のころは、関東周辺で良く見られたが、
今は、2~3年に一回しか会えない。

 


ヒメクロサナエ(サナエトンボ科)
 
2010年6月12日 だんぶり池・青森

とりあえず、サナエトンボの仲間は、同定が難しいが、
ヒメクロサナエには、胸部の側面に、黒い帯が一本ある。

ネットで調べると、日本特産種であるらしい。

だんぶり池では少なく、今回初めて撮ることができた。

 


ウチワヤンマ(サナエトンボ科)
 
2011年8月12日 ひたちなか市・茨城

尻尾の先がウチワのように広がっているヤンマ(?)。

表題の科の名前が、ヤンマ科ではないのにお気づきだろうか?

名前を付けた人が、少年たちを混乱させようとしたのか?
何故か、この子は、サナエトンボ科に属するのである。

 


オオルリボシヤンマ(ヤンマ科)
 
2011年8月3日 だんぶり池・青森

だんぶり池では、比較的多い。

じっと待っていれば、池の上で、ホバリングしてくれるので、
飛行中の写真が必ず撮れる!!

しかし、百枚近く撮ったと思うが、見るに堪えるのは数枚程度。

⇒デジカメに感謝!!!

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ちょっとだけアート

色んな虫の姿を、色んな状況で、まあ普通に撮ってるが、
後でパソコンで見ると、たまに「・・ん!?」と思う写真が見つかる。

そこで今回は、自画自賛の「ちょっとだけアート写真」???

 


朝露に光るノシメトンボ(多分)
 
2011年9月26日 はねがわ森林公園・秋田

早朝にトンボの写真を撮ると、このように、
水滴が付いた翅が、微妙に朝日に輝くことがある。

この日は気温が低く、朝もやの中で撮影中・・・

すっかり葉っぱを落とした木の枝に、
3匹のアカトンボがうっすらと見えた。

多分、とても飛び立てるような状態ではなかったと思う。

 


車のライトを反射するオニグモの巣網
 
2011年9月25日 道の駅ことおか・秋田

道の駅の街灯の近くに、オニグモが巣網を張っていた。
ときどき通りかかる車のライトに、巣網が美しく反射する。

早朝に見られる水滴が付着した巣網もなかなか良いが、
車のライトに照らし出されるのも、さりげなく良い。

 

 

自分を見るオオトビサシガメ(サシガメ科)
2011年10月31日 玉川ダム・秋田

鏡のようなダム湖の手すり円柱にいたオオトビサシガメ。

まるで、2匹がお見合いしてるように見える。

実はこれ、高いダムの上から身を乗り出すようにして、
かろうじて撮ったものだが、非常に残念だが、
その緊迫感は、全く全然伝わってこない。

 


ミズクラゲ(ミズクラゲ科)
 
2011年10月29日 大洗水族館・茨城

ちょっとだけ、反則気味の登場である。

上の3枚の写真とは比べ物にならないくらいアートである?

まあ言って見れば、スポーツ界の美人選手の中に、
本物の女優が入りこむようなものであるが・・・

 

 


(そして番外編?)


カラマツの枝に氷が・・・
 
2010年3月25日 軽井沢・群馬

虫のブログに、さりげなく登場する植物の写真・・・

完全に道を間違えた軽井沢の林道で、急激に気温が下がった。

そして、一気に降った雪が、すぐに止んだ。

蔵王などで良く見られる樹氷とは全く違った雰囲気のカラマツ林(?)。
この景色を見たときは、ちょっとだけ感動した。


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アイン君【3】

アイン君3回目の登場である。
(⇒過去の分は、カテゴリー欄の「動物」をクリックしてご覧ください)


もうすぐ17歳になる後期高齢犬であるが、
まだまだ、普通に元気である。

ただ、最近は聴覚がほとんど衰えて、
近くで名前を呼んでも聞こえないようだ。

そのせいか、大嫌いなカミナリの音も、
昔はかわいそうなくらいブルブル震えていたのに、
今では、全く平気である。

 

それでは、昔のアイン君から・・・・

 

覗いてるアイン君
 
2002年2月20日 徳島市・徳島

10年近く前、後ろ姿がまだ若いアイン君。

いつも散歩道に、用水路の簡易堤防がある。
その向こうに何があるのか、ずっと知りたかったんだと思う。

ただ水が流れてるだけなんだが・・・

それにしても、胴が長くて良かったなぁ~!!

 


待ってるアイン君
 
2007年9月27日 徳島市・徳島

東京よりも長く住んでいた懐かしい徳島。

家から数分のところにあるアイン君の散歩コースで、
遠くの方に見える彼女を待っているのか?

それにしても、左後ろ足の位置、何とかならないのか?

 


埋まってるアイン君
 
2008年11月20日 弘前市・青森

南国から雪国に来て、何事もなかったように、
新雪の中にも平気で入っていく。

冷たい谷川の水に入ると、
面白いくらいあわてて飛び出してくるのに!

 


決まってるアイン君
 
2009年6月16日 谷川岳一の倉沢・群馬

結構、色々なところへ行っているアイン君。
珍しく、尻尾が立ってポーズが決まった!!

谷川岳には、何故か3回も行ってる・・・・

 


び上がるアイン君
 
2010年3月14日 岩木山山麓・青森

このとき16歳のアイン君、まだまだ元気である。

除雪した雪道の上に、ややヨロヨロッと、飛び上がる。

ただ、後ろ足が付いてこれない雰囲気が多少あるが・・・

 


飛び降りるアイン君
 
2010年4月24日 八甲田山麓・青森

今度は、八甲田ロープウェイの駐車場で、
このように、ちょっとヨロヨロと、飛び降りる。

しかし、右前足が微妙に怖そうであるが・・・

 


眠ってるアイン君
 
2010年12月10日 ひたちなか市・茨城

まだまだ元気であるが、このように、
年齢とともに、寝てる時間も長くなってきたようだ。

①早朝、②朝飯後、③昼過ぎ、④夕方、⑤晩飯後の散歩は、必ず行く。

しかし、②と③の間のほとんどの時間は、たいてい昼寝している。
もちろん⑤と①の間も、寝ていることが多い。

 

 

しかし!!!
 
ひとたびその気になると、年齢を完全に忘れるのだ!!!


↓   ↓   ↓   ↓   ↓

 

全力疾走するアイン君
 
2011年6月18日 大洗海岸・茨城

17歳になったアイン君。

この年になって、まだ全力疾走するか?

しかも海辺の砂の上を!!

 

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ちょっとだけ不思議なリンゴドクガ

あの夢のような10月9日のカメムシデー。
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20111010/1/

大満足の帰り道、ふと足元を見ると、
寒々とした茶色の落ち葉の上を、
まるで場違いの金色の綺麗な毛虫がノロノロと、
しかし、ちょっとだけ優雅(?)に歩いていた。

 

リンゴドクガ幼虫(ドクガ科)
 
2011年10月9日 蔦温泉・青森

この色と形だと、緑色の葉っぱにいても、
このように枯れ葉の上にいても、多分良く目立つだろう。

何故か「私を良く見てよ!!」という雰囲気が、
ギンギンに伝わってくる虫である。

 


リンゴドクガ幼虫(ドクガ科)

2011年10月9日 蔦温泉・青森

軽く木の枝で刺激を与えてみると、
きれいな黄色の毛を逆立て、真っ黒な模様が現れた。

赤い尻尾のような部分を軽くゆらして、
明らかに、「何なのよ!!」という感じである。

イメージとして、空腹の沢○エ○カ様のような感じか?
⇒(失礼しました。あくまでもTV-CMのイメージです?!)

 

 

リンゴドクガ幼虫(ドクガ科)
 
2011年10月9日 蔦温泉・青森

まだ、ちょっと怒っているこの子の名前は、
タイトルのように、リンゴドクガという蛾の幼虫である。

しかし、この名前では、まるでリンゴの害虫のようである。

実は、この子が食べるのは、リンゴの葉っぱだけではない。
しかも、普通に入手できるリンゴの害虫図鑑には、載っていない。

実際には、この子はヤナギやカエデ、コナラを食べているらしい。
もちろん蔦温泉の遊歩道には、リンゴの木などはない。

こんな虫が、リンゴの木に沢山いたら、
むしろそれだけでペットになるような感じで、
殺虫剤散布をためらう農家の人も、
日本中を探せば一人くらい、いそうな気がする?

 


リンゴドクガ幼虫(ドクガ科)
 
2011年10月11日 西目屋村・青森

それから2日後、今度は西目屋村の遊歩道で、
ちょっと白っぽいが、葉っぱの上で見つけた。

⇒(お腹がすいていないので、怒ってないのか?)

今度も、近くにはリンゴの木はない場所である。

 


リンゴドクガ幼虫(ドクガ科)
 
2011年10月11日 西目屋村・青森

軽くネットで調べてみると、
どうやらリンゴドクガの幼虫は、黄色とは限らないようだ。

この写真のように、白っぽいのから、
場合によっては、ピンク色のものもいるらしい。

 

という訳で、ちょっとだけ不思議な虫でした。

 

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岩木山とリンゴ【2】

前回【1】の続きの風景である。
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20110923/1/


この場所で、最初に撮ったのが、
まだリンゴが青い時期の8月25日であった。

そして、収穫直前の真っ赤なリンゴが撮れたのが、
それから約2カ月以上過ぎた11月2日である。

 

岩木山とリンゴ
 
2011年10月2日 弘前市・青森

10月になって、ようやくリンゴが赤くなった。

これから、見栄えのする写真が撮れそうだ。

 


岩木山とリンゴ
 
2011年10月11日 弘前市・青森

10日ほど経って、かなり赤くなってきた。

まあ、どこにでもある写真ではあるが・・・

 


岩木山とリンゴ

2011年11月2日 弘前市・青森

この写真が、収穫直前である。
周りの木は、ほとんど収穫されている。

品種は多分「フジ」だと思う。

 

 


(番外編)

 

岩木山とリンゴ(何だこれは!)
 
2011年11月2日 弘前市・青森

いくらなんでも、これはないだろう!!!

何で摘果しなかったのか・・・・
もしかして、ジュース用?

まるで、昔フェロモンの試験をした放任園のようである。

この数でも、ギリギリセーフなのだろうか?

 

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