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さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。 従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。
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以前(http://kamemusi.no-mania.com/Entry/17/)に
紹介したアケビコノハの幼虫は、目玉模様を強調しすぎて(?)、
ヘビというイメージは少なかった。
しかし、今回紹介するベニスズメの終齢幼虫は、
どう見ても小型のヘビだ!
普通に葉っぱを食べているときは、
どこにでもいる蛾の幼虫である。
頭部を上に持ち上げると、
ちょっとヘビに似てくる。
しかし、この子を前から見ると、
まるでヘビである。
前方を空中において、ゆっくり振ると、
ヘビの動作にも似てくる。
このように、小型のヘビに似ることが、
この子の生存の上で、
どれほどの意味をもっているのかは、
詳細なな検討が必要であると思うが・・・
しかし、下の写真の擬態の神様、アケビコノハ君と比べると、
ヘビに似ている点では勝っているが・・・
やはり、どうしても、
擬態のスケールの違いを感じてしまう!!!
ミツバチやチョウとは違って、
花びらに止まらないで、
空中を飛びながら吸蜜する昆虫がいる。
以前紹介したオオスカシバが有名であるが、
まだ他にも仲間がいる。
オオスカシバに良く似ているが、
羽が透明ではないヒメクロホウジャクという蛾だ。
見事にホバリングしながら、口吻を花びらに差し込んでいる。
こちらも、同じ仲間のホシホウジャクという蛾である。
10年ほど前までは、こういう写真を撮るのは、
プロまたはプロ級のカメラマンの独壇場であった。
しかし、最近のカメラは、連射機能と自動焦点モードがあり、
こんな写真も簡単に撮れるようになった。
飛翔能力のある昆虫も、航空機と全く同じで、
離着陸には、かなりのリスクを背負うだろう。
このように、いちいち花にとまらないで、
次から次へと花を移動しながら吸蜜するのは、
かなり効率的であるはずだ。
実に、見事に口吻をのばして、
花から離れて、空中吸蜜している。
多摩動物園の昆虫温室で見たハチドリと全く同じである。
この方が、クモやカマキリなどの天敵の攻撃から、
逃げやすいのかもしれない。
しかし・・・・・・・
実際には、カマキリの攻撃からは逃れられない。
これが、その衝撃の現場写真である。
東京・新木場公園で、「カマキリが花にいるな」と、
カメラを構えると、突然ホシホウジャクが飛んできた。
そして、ホバリングする間もなく、
あっという間に、一撃で捕獲されてしまった。
残念ながら、これは明らかに、
カマキリの射程距離内でのホバリングだったのだろう。
本当にカメラのシャッターを切る間もなくの、
一瞬の出来事であった。
伸びきってしまった口吻が、なんとも哀れであるが・・・
しかし、この出会いは、カマキリの方から見ると、
ホシホウジャクが飛んでくるのを、
予期していたようなタイミングの捕獲で、
見事という他はない。
ときどき、虫以外の写真を!!
残雪の岩木山、最高です。
徳島市から、弘前市に住居を移してから、
アイン君と散歩中に、岩木山を眺めることが日課となった。
近くに山が見える環境に住んだことが今までなかったので、
毎日、山の変化を見るのが楽しい。
そして、ある日、ふと気が付いた。
岩木山って、雪がないとちょっとなぁ~
富士山のイメージも同じで、
山頂付近に残雪がないと、
何か間が抜けたようになるのか?
ここから見る残雪の岩木山が、素晴らしい。
月に1~2度は、訪れる場所。
しかし、この残雪がなくなると、
岩木山は、ちょっと恥ずかしい。
ちなみに、残雪がないと、こんな感じで、
どこにでもあるような、
単なる丘のようにも見えてしまう。
ひとつ上の写真の、ちょうど反対側から見た岩木山。
どこから見ても、裾野が長く見えるのが特徴である。
これも、残雪が効果的である・・・・(何が基準なの?)
岩木山には、一面のリンゴの花も似合うが、
残雪の岩木山と桜も、普通に良く似合う。
でも、なかなか写真を撮るポイントが見つからない。
全くもって、写真が下手糞であるが、
なんとなく好きなイメージである。
春霞の中、残雪の岩木山と咲きはじめの桜。
岩木山は、多分、青森県西部のどこにいても、
晴れていれば、見えると思う。
車で長期間、旅をすることが多い。
帰り道、東西南北どこから家に向かってきても、
ふと、岩木山が見えてくる場所がある。
そこまで来ると、「あぁ~もうすぐ家だ・・・・」と感じる。
以前にも(9月20日)紹介した足の長いガガンボ君。
例によって、種名までは分からないガガンボの写真がある。
ちょっとだけ不思議な恰好しているので、
氏名不詳で、ご容赦ください。
それにしても、何故なんだろうか?
あまりにも足が長すぎて、少し持て余し気味に、
葉の上に静止するときの格好が、なかなか笑える。
(ちょっと上から目線?)
以下の写真は、フォーカスが微妙です。
是非、拡大してご覧ください。
驚くべきことに、前足1本でぶら下がって、
さりげなく体を支えている。
なんとも不思議な光景だ。
一体、何が不満で、こんな格好してるんだ!!
こちらは、5本の足を巧みに使って、
葉と葉の間に、見事な静止状態。
右前足と中足の伸びきった感じも良いが、
左前足と中足の微妙にクロスした雰囲気が、
さりげなく絶妙である。
一体、何が面白くて、こんな格好してるんだ!!
この体制での、ぶら下がり静止状態は、
よく見かける。
でも、何か足がこんがらがってないか?
一体、どうしちゃたんだ、こんな格好して!!
このガガンボ君は、今までの最高!!!
なんと、右前足が、つかんでいるのは、
クモの糸のようである。
よく見ると、左後足も先端部が、中途半端である。
近くにクモの糸がみえるが・・・・!!
やっぱり、このガガンボ君に拍手です。
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