ちょっと不思議 ツリフネソウの白い花
やや湿った沢沿いの道などで、
普通に見かけるツリフネソウは、
ちょっとだけ不思議な花である。
ユリのような筒状の花なのだが、
花の真ん中から伸びた1本の花柄に、
バランス良くぶら下がって、
ユラユラ揺れているイメージがある。
通常、ツリフネソウの花は、紫色をしているのだが、
今回初めて、白い花を見つけた。
別種でキツリフネという黄色い花もあるのだが、
それとも、全く違う色だ。
【ちょっとだけ不思議な花 ツリフネソウ】
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http://kamemusi.no-mania.com/Date/20130407/1/
上部2か所(?)に、本来の紫色の部分も残っている。
⇒ネット情報では、白い程度には、
結構バラツキがあるようだ。
それにしても、この花の付き方は面白い。
⇒一体、何の意味があるというのだ!!
個人的には、普通の筒状の花ならば、
基部の蜜がある場所は、クルクルっと巻かれて、
さりげなく閉じられている。
この格好になった理由?
絶対何かがあると思うのだが・・・
この角度から見ると、熱帯魚のイメージもある。
⇒前回の記事、サティロス型擬態をふと思い出す?
アブやハチは、こんなぶら下がっている花にも、
蜜を吸いにやってくる。
⇒記事の最初に、この花は、
ユラユラ揺れているイメージがある、
と書いたが、良く観察するとすると、
実は、花の中に虫がいないときには、
結構しっかりと花柄で固定されていて、
風が吹くと、全体が揺れるだけである。
ただ、大き目の虫が花に止まると、
当然ユラユラとゆりかごのよう・・・
一度、ミヤマカラスアゲハが吸蜜に来てるのを見たが、
かなり苦労している(?)ような雰囲気だった。
白い花に混じって(?)、普通の紫色の花も見える。
やっぱり、突然変異なのだろうか?
ネット情報では、稀に白い色の花があり、
シロツリフネとも呼ばれるようだ。
当然、分類学上では、ツリフネソウの1品種とされている。