今年最後のダムサイト 奥多摩湖・小河内ダム
(今回は、本物のブログ風?)
前日の雪で道路に少し雪が残る弘前を出発して、
3日後の11月8日、今年最後になるだろう、
晩秋のダムサイトに、さりげなく夫婦で出かけた。
場所は、東京都民の水源・奥多摩湖の小河内ダム。
紅葉見物の大勢の観光客の車で、駐車場は満車状態!!
3周ほどグルグル探し回って、ようやく空きスペースを見つけた。
虫屋の友人夫婦との待ち合わせが、昼過ぎなので、
当然、絶好のカメムシ・コンディションである。
もちろん最盛期は、確実に過ぎているはずだが、
快晴のダムのほとりでは、ツノカメがチラホラ・・・
個体数はかなり少なく、飛び回っている気配はないが、
どうやら、かろうじて間に合ったようだ。
エサキモンキツノカメムシ(ツノカメムシ科)
2014年11月18日 小河内ダム・東京
カメムシでなければ(?)、大人気だったかもしれない、
背中にハートの紋があるエサキモンキツノカメムシ。
昔は、かなりの頻度で出会えた大型ツノカメだが、
ビーティング採集をしなくなったせいか、
「年に1~2回出会えれば良し」とするような、
そんな低いレベルの珍品になってしまった。
↓ ↓ ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20131109/1/
セアカツノカメムシ(ツノカメムシ科)
2014年11月18日 小河内ダム・東京
この子は、大型ツノカメの中では、おそらく、
日本各地で、最も普通に見られる種だ。
でも、今回は、出会えただけで嬉しい!!!
この他に、当日見つかったツノカメ以外のカメムシは、
スコットカメムシ、クサギカメムシ、ツマジロカメムシ、
オオトビサシガメ、チャバネアオカメムシ(多分?)などで、
青森でも見られる、ダムサイトの常連客ばかりだった。
ナミテントウ斑型(変型)
2014年11月18日 小河内ダム・東京
今月初めのページで、玉川ダムに集まってきた、
ナミテントウの色彩変異を紹介した。
そのときは、基本の4つの型のうち、
斑型は、最も少ないタイプではあるのだが、
結局、1匹も見つからなかったので、
写真なしの恥さらし(?)状態だった。
↓ ↓ ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20141107/1/
今回、ナミテントウの個体数はあまり多くなかったが、
やや変形タイプの斑型のナミテントウが、1匹だけ、
さりげなく見つかった。
以下、虫が少なかったので、
ちょっとだけ不思議な鳥と花・・・蛇足?
ハギマシコ(アトリ科)
2014年11月18日 小河内ダム・東京
冬鳥として、日本にやってくるとされているが、
あまり観察記録はないらしく、虫でいう珍品なのかもしれない。
なぜ、奥多摩湖に1匹だけいたのかは、謎である。
この子の名前は、どこで区切って読んだら良いのか?
ネット情報では、背中にある模様が、
萩の花を連想されるので、付けられた名前のようだ。
だから、ハギ・マシコなのだろう。
マシコも、良く分からない???
ダムから駐車場に戻ってきたときに、初めて気が付いたのだが、
なんと、狂い咲きのサクラが・・・
直射日光で暖められたダムの影響なのか?
最初にダムに行くときは、多分眼中になかったのだろう。
ただ、往路で気が付かなかったのは、私だけのようで、
妻と友人夫婦は、あまり感動した様子はない。
どうも、地元の人の会話を盗み聞き(?)すると、
この桜は、ダム駐車場周辺に植樹された十月桜と言うらしい。
もしかしたら、年に2回咲くのか???
だから、狂い咲きではなさそうだ。