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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

似てる?!③/④ クチブトカメムシとトゲカメムシ

前回と前々回、2度に分けて紹介したように、
日本産の【Pentatoma属】2種(ツノアオカメムシとアシアカカメムシ)には、
かなり不思議なことに、それぞれに非常に良く似た肉食のカメムシ、
「アオクチブトカメムシ」と「アカアシクチブトカメムシ」がいた。


今回は、多少無理があるとは思うが、
山地で普通にみられるトゲカメムシにも、
非常に良く似た肉食のクチブトカメムシがいるのである。
(⇒ちなみに、この子の場合は、ナミクチブトカメムシとは言わないようだ)
    ↓   ↓    ↓
    http://kamemusi.no-mania.com/Date/20120726/1/

 

まずは、ただのクチブトカメムシから・・・

 


クチブトカメムシ(カメムシ科)

2011年8月31日 白岩森林公園・青森

クチブトカメムシの仲間では、日本全国の林道で、
多分ダントツに良く見かける種である。

一見どこにでもいそうな普通のカメムシなのだが、
やはり、ツノの特徴がクチブトカメである。


 

クチブトカメムシ(カメムシ科)

2011年9月8日 白岩森林公園・青森

ただし、何処にでもいるとは言っても、
やはりそんなに簡単に出会えるものではない。

まして、クチブトカメムシの交尾写真を撮ったのは、
この時が、最初で最後(?)である。

 

 

クチブトカメムシ(カメムシ科)

2011年10月4日 だんぶり池・青森

あのミラクル擬態で有名なハイイロモクメヨトウを、
攻撃したのも、この子である。
↓   ↓   ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20111018/1/

 

 

そして、対応するように(?)、良く似た種がいる。

 

 

トゲカメムシ(カメムシ科)

2011年7月12日 帯広・北海道

サイズ、大まかな形態、色具合が非常によく似ている。
しかし、よく見ると、ツノの形が違う(前回と文章同じ!!)。

 

 


トゲカメムシ(カメムシ科)

2010年9月7日 だんぶり池・青森

しかも、この子も全くの普通種である。
多分、クチブトカメムシとは、比較にならないくらい
個体数は多いと思う。

だから、こんな交尾写真は、比較的簡単に撮れるのだ。

 

 

まあ完全に今回は、蛇足だったか・・・

 

しかも、まだまだ、続く?!?!

 

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似てる!!②/④ アカアシクチブトカメムシとアシアカカメムシ

前回のアオクチブトカメムシとツノアオカメムシに続いて、
ちょっとだけ名前がややこしいが、
アカアシクチブトカメムシとアシアカカメムシを紹介する。


この組み合わせも、初めて片方だけ見た瞬間に、
「アレ! どっちだ?」と思うほど、良く似ている。

 

まずは、肉食のクチブトカメから・・・

 


アカアシクチブトカメムシ(カメムシ科)

2011年10月9日 蔦温泉・青森

こんなスマートなカメムシであるが、
イモムシなどの体液を吸うのだ。

前回のアオクチブトカメムシと、ツノの感じが良く似ている。

 

 

アカアシクチブトカメムシ(カメムシ科)

2012年6月21日 南会津・福島

しかも、この子は、比較的珍しい種類であり、
偶然見つけると、さりげなく嬉しいのだ。

そんなに、足が赤いというわけでもなさそうだが・・・

 


そして、対応するように、良く似た種がいる。

 


アシアカカメムシ(カメムシ科)

2003年8月12日 青荷温泉・青森

どうだろうか?

サイズ、大まかな形態、そして色具合が、
アオクチブトカメムシとそっくりなのである。

良く観察すれば、ツノの形が違うのだが・・・

(前回と文章同じだ!!)


しかも、このカメムシも、かなりの偶然なのだろうか、
前回のツノアオカメムシと同様に、Pentaoma属なのだ。

 

 

アシアカカメムシ(カメムシ科)

2010年9月27日 新保高温泉・岐阜

実は、この子も、珍品の部類である。

こちらも、何故か、足が赤いというイメージはない。

 

このように、日本産のPentatoma属の2種に、
それぞれ対応する良く似たクチブトカメムシがいるというのは、
かなり不思議なことであると思う。

もしかしたら、共通祖先が同じなのかもしれないが・・・


 

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似てる!!①/④ アオクチブトカメムシとツノアオカメムシ


以前、華麗なる吸血鬼としてアオクチブトカメムシを紹介した。
↓   ↓   ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20111203/1/

見かけることは少ないが、大型の非常に美しいカメムシで、
日本産美麗種ベスト10に入ると思う(多分)。

ただ、肝心の写真が、越冬前のくすんだ色合いの個体で、
撮り方が下手糞なこともあり、この種の美しさが表現(?)できなかった。

もしかしたら、全部メスだったのかもしれないのだが・・・・・

 


今回は、そのリベンジである・・・・

 

 

アオクチブトカメムシ(カメムシ科)

2012年7月20日 芝谷地湿原・秋田

この写真は、自然光のもとで、撮ったものである。

直射日光が当たっていないときの金属光沢は、こんな感じで、
さりげなくマイルドであり、個人的には一番良いと思っている。

 

 

アオクチブトカメムシ(カメムシ科)

2012年7月20日 芝谷地湿原・秋田

この写真は、同じ個体をストロボを使用して、撮ったものである。
輪郭部分の赤味が極端に協調され、自然光のものとは、全く違って見える。

手持ちのカメラのストロボでは、赤色が強く出るようだ。

 

 

アオクチブトカメムシ(カメムシ科)

2012年8月22日 十国峠・長野

この直射日光下の写真は、撮った場所が違う個体であるが、
撮るアングルを全く考慮しなかったので、普通の写真である。

 

 


アオクチブトカメムシ(カメムシ科)

2012年8月22日 十国峠・長野

むしろ、この場合も日陰にいる方が、自然な色合いである。

 

 

そして、今回のテーマであるよく似た種・・・

 

 

ツノアオカメムシ(カメムシ科)

2011年7月16日 温寝湯・北海道

私がカメムシを好きになった直接原因である。
学名を、Pentatoma japonica というカメムシの代表である。

どうだろうか?

サイズ、大まかな形態、そして色具合が、
アオクチブトカメムシとそっくりなのである。

良く観察すれば、ツノの形が違うのだが・・・

 

 

ツノアオカメムシ(カメムシ科)

2011年8月16日 乗鞍高原・長野

ついでに、交尾写真・・・・・比較的珍しい光景。

 


これだけなら「よく似た種がいるものだ」で、終わってしまう。
しかし、次回分と合わせて見直すと、ちょっとだけミラクルなのだ。

 


⇒次回に期待!!!

 


 

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一本の桜の木に、4種のカメムシが!!

白河市にある南湖公園は、日本最古の公園と言われている。

国道に一番近い駐車場の真ん中に、
そんなに大きくない一本の桜の木がある。

その木で、4種類のカメムシをほぼ同時に発見した。

 

最初に見つけたカメムシには、ちょっとビックリ。

 

アカスジキンカメムシ(キンカメムシ科)
 
2012年5月29日 南湖公園・福島

まさか? と言う感じで、アカスジキンカメムシが、
小さな葉っぱの真ん中に、陣取っていた。

5日前に、父娘で大騒ぎしながら脱皮の瞬間を見た興奮を、
さりげなく思い出させてくれた。
↓   ↓   ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20120608/1/


 

 

チャバネアオカメムシ(カメムシ科)

2012年5月29日 南湖公園・福島

そして、そのすぐ隣には、
それこそ、どこにでもいるチャバネアオカメムシが!!

軽く体を動かしながら、私も撮ってよ! と誘っている。

しかたがないので、一枚だけ・・・

 

 

クサギカメムシ(キンカメムシ科)
 
2012年5月29日 南湖公園・福島

さらに、その横には、これも果樹害虫の
クサギカメムシが見え隠れしている。

まあ、この子も、一枚だけ・・・


 


でも、ここで終わっては、面白くもなんともない。



 


カメムシの仲間の幼虫
 
2012年5月29日 南湖公園・福島

最後に、見たこともないカメムシの幼虫がいた!!


クチブトカメか、ツノカメの終齢幼虫だろうか?


それにしても、福島県の5月末である。

この時期に、なんで終齢幼虫がいるのだ?

カメムシの仲間で、幼虫越冬するのは、そんなに多くないはずだ。

 

成虫で越冬した親が産んだ卵からの幼虫だろうか?

 

現在、ネット上で、種名を調査中であるが、
「この子ではないだろう!」というものばかりで、
なかなかピッタリのものが見つからない。


と言うわけで、情報収集も兼ねて、
中途半端な状態で掲載しました。

もし何かコメントがありましたら、是非お願いします。
 

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アカスジキンカメムシ 脱皮中

ついに、アカスジキンカメムシが脱皮するのを、
目の前で見ることができた。

 

実は、近くの公園で終齢幼虫を2匹見つけて、
娘の家に持ち帰ったその日の深夜の出来事だった。


一番遅く寝る娘が、大興奮で起こしてくれたのだ!!!

 

この感動に、くどい文章はいらない。

 ⇒【 】内の数字は、撮影時刻です。

 

 


アカスジキンカメムシ脱皮中【23:17】
 
2012年5月24日 ひたちなか市・茨城

隣に、もう一匹の幼虫がいる。

 

 

アカスジキンカメムシ脱皮中【23:19】
 
2012年5月24日 ひたちなか市・茨城

 

 

アカスジキンカメムシ脱皮中【23:21】
 
2012年5月24日 ひたちなか市・茨城

 

 


アカスジキンカメムシ脱皮中【23:22】
 
2012年5月24日 ひたちなか市・茨城

 

 

アカスジキンカメムシ脱皮中【23:28】
 
2012年5月24日 ひたちなか市・茨城

完全に抜けた!!

 

 

アカスジキンカメムシ脱皮中【23:31】
 
2012年5月24日 ひたちなか市・茨城

歩いた!!!

 

 

アカスジキンカメムシ脱皮中【23:32】
 
2012年5月24日 ひたちなか市・茨城

上にいるのは、もう一匹の終齢幼虫。

 

 

アカスジキンカメムシ(キンカメムシ科)
 
2012年5月25日 ひたちなか市・茨城

翌日の朝、何事ももなかったように、
こんな感じで平然と、静止していた!!!


⇒(興奮しすぎて、さりげなくという言葉を使い忘れた?)

 


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