知床半島の不思議なクモ
3回連続でクモの話か? と思った方!!!
残念ながら、古典的な「引っかけ」でした。
今回は、違うクモの話です。
2年前の初夏、網走市内から海岸線に沿って、
知床半島に向かって、車を走らせていた。
あいにくの空模様であったが、
雲の切れ間から、まるで島のような感じで、
目的地の知床半島が見えてきた。
何なんだ! この雲は!!
半島全体に、雨雲が、どんよりと立ち込めている・・・・
そんな雰囲気では、決してない!!!
何雲というのだろうか?
かなり、くっきりとした雲である。
雲と空(?)の境界が、はっきり見える。
ずいぶん遠くにあると思うが、
じっと見ていると、微妙に形を変えている。
初めて見る異様な雰囲気の雲が、
半島に覆いかぶさっているのだ。
何か、雲が大きな生き物のように、
ゆっくりと、形を変えながら、動いているようである。
でも、普段よく見かけるような、空に向かって、
目に見えて大きくなってくる入道雲(積乱雲)とは、全く違っている。
決して上に昇っていかない!!!
むしろ、半島に押しつけられるような感じである。
あと1~2時間ほど走ったら、あそこまで行くのに・・・
あの雲の下は、一体どうなっているのだろうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・実は、数m先が見えない濃霧状態でした。