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ちょっとだけ、不思議な昆虫の世界

さりげなく撮った昆虫のデジカメ写真が、整理がつかないほど沢山あります。 その中から、ちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったものを、順不同で紹介していきます。     従来のブログのように、毎日の日記風にはなっていませんので、お好きなカテゴリーから選んでご覧ください。 写真はクリックすると大きくなります。   

いくらなんでもそれはやりすぎだろう!!!

今回は、ほとんど説明抜きで、やりすぎ写真をご覧ください。

⇒この写真、どこかで見たことがあると思った方、すみません。
 
  一部、過去記事に使用したものをトリミングしました。
  
 
 


写真タイトル後の★印は、主観的やりすぎ度です。

 


アカギカメムシ(キンカメムシ科)★

2004年1月13日 石垣島・沖縄

石垣島の林道で見つけたアカギカメムシの越冬集団?

同じキンカメでも、室戸岬のオオキンカメムシの集団は、
真冬でも、こんな風に重なり合うことはない。

 

 

多すぎるクモの巣★★

2012年7月3日 小泉潟公園・秋田

これも、ちょとだけ異様な光景である。

ゴミばっかり、糸に引っ掛かっていて、虫の姿はない。

どんなドジな虫が、捕獲されるのだろうか?

明らかに、危険地帯であるが・・・・

 

 

サギ軍団出没中★★★

2004年7月3日 西条市・愛媛

こんな民家が近くにある河原に、膨大な数のサギ軍団。

気のせいか、異様な匂いがしていたような・・・

 

 


ツバメ軍団整列中★★★

2003年4月5日 与那国島・沖縄

縦にビッシリ並んでる君たち!!!

近くに、まだ沢山、電線はあるだろう!

 

 

ワニ密集★★★★

2002年8月14日 別府温泉・大分

いないとは思うが、お食事中の方、ご免なさい。

これは、飼育室(ガラス室)の中なので、自然状態ではないが、
この子たちは、いったい何を考えているのだろうか?

 

 


キンキラ糞★★★★★

2010年7月3日 日高町・北海道

いないとは思うが、お食事中の方、連続でご免なさい。

製造主はクロテンと思われるが、
よくこれだけキンキラ虫を選んで食べたものだ。



 



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心霊写真【2】

こんにちは・・・

いつも見てくれてありがとうございます。

Sally Genak です。

 

違うか!?

 

クロメンガタスズメ(スズメガ科)

2011年10月1日 城ヶ倉・青森

比較的南方系のスズメガで、分布を北へ拡大中らしい。
これは、北国の標高の高い場所で撮れた貴重な(?)写真。

そういえば、顔も、ちょっとだけ南方系???

 

 

続いて・・・・テングザル!

鼻の高さが絶妙かつ秀逸(?)

 

ヒメクチバスズメ(スズメガ科)

2011年10月1日 城ヶ倉・青森

上の写真と同じときに、同じ場所で撮った写真。

この日は、何か恐ろしいことが・・・?

 

 

ついでに、ちょっと怖い。

前世では、あまり良いことがなかったのか?

 

スギドクガ(ドクガ科)

2012年7月7日 だんぶり池・青森

幼虫はスギの若葉を食べる害虫とされている。

 

 


仮面舞踏会??

そういえば、東南アジアのお土産で、
こんなお面を見たことがある。

 

ゴマケンモン(ヤガ科)

2011年7月8日 登別温泉・北海道

よく見ると、コケのような保護色の蛾だ。

 

 


これは、ちょっと無理があるか。

なんか、「あちゃ~!!」というイメージで・・・

 

ウスベリケンモン(ケンモンガ科)

2011年7月25日 城ヶ倉・青森

そのまんまの方が怖い!!

どうも、城ヶ倉大橋には、何となく怖い蛾がいるのか?

 

 

以上、心霊写真【2】でした。


心霊写真【1】は、こちらです。
↓   ↓   ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20110806/1/



 

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ちょっとだけ不思議な虫たち ベッコウハゴロモ

前回、集団で出演したアオバハゴロモ君たちと、
さりげなく一緒に写っていたベッコウハゴロモ君。

以前このブログで、かなり不思議な姿の幼虫を紹介した。
↓  ↓  ↓
http://kamemusi.no-mania.com/Date/20110814/1/

 

ベッコウハゴロモ幼ベ虫(ハゴロモ科)

2011年8月2日 だんぶり池・青森

幼虫は、このように、お尻に真っ白な毛の束をつけているので、
全く虫には見えないのだ。


 


しかし、成虫になってからも、ちょっとだけ不思議な虫なのである。


 

ベッコウハゴロモ(ハゴロモ科)

2011年9月23日 だんぶり池・青森

前回のアオバハゴロモと一緒に写っていた子とは、
多少イメージが違って、より鮮明な模様が確認できる。

はっきりとした2本のラインは、分断色のイメージもあるし、
左右の翅の先端部分には目玉模様もあり、
逆さに止まっていると、ちょっと怒ってる動物の顔のようだ。

 


ところが・・・

 


アミガサハゴロモ(ハゴロモ科)

2010年8月10日 東海村・茨城

この子は、何故か、薄緑色のコナを体中に付けている。
よく見ると、葉っぱにも、粉が付着している。

どうやら、羽化直後の個体のようである。

少なくとも、これでは、折角の分断色(?)も目玉模様(?)も、
隠されてしまうので、上の子とは、まるで別種のようである。

幼虫の出すロウ物質と同じ起源なのだろうが、一体何のために?


⇒nabita氏より、この写真は、アミガサハゴロモであるとの指摘がありました。
  本文は修正せず、タイトルの昆虫名のみ変更します。
 

 

 

 

ベッコウハゴロモ(ハゴロモ科)

2011年9月23日 白岩森林公園・青森

これは、3匹が集まって、前回のアオバハゴロモと同じような、
集団擬態に近いことをしているのか?

 


と思ったら・・・

 


ベッコウハゴロモ(ハゴロモ科)

2011年9月23日 白岩森林公園・青森

よく見ると、単に交尾のために、
オスとメスが、近寄っているようだ。

それよりも、いちばん下の子は、
この角度から見ると、やはりセミである。


というわけで、色々とちょっとだけ不思議な虫でした。

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ちょっとだけ不思議な虫たち クロマドボタル幼虫

だんぶり池の林道で見つけた不思議な生き物。

 

ちょっとだけ不気味な雰囲気もある。

 


2011年6月2日 だんぶり池・青森

この子は、一体何組なのか?

成虫なのか? 

幼虫なのか?

 

さすがに、インターネットでも、
こんな状態では、調べる術が(あまり)ない?!


第一印象は、甲虫類の幼虫なのだが・・・

 

 

クロマドボタル幼虫(ホタル科)

2011年6月2日 だんぶり池・青森

そして、どうやらクロマドボタルの幼虫らしいことを確信。
白状すると、ホタルの幼虫が陸にいるとは、思っていなかった。

実は、日本にいる50種類ほどのホタルは、ほとんどが陸棲で、
例外的に、ゲンジボタル、ヘイケボタルなどの幼虫が、
水中で生活するようだ。

残りの種は、この子を含めて、
森林や草原で一生を過ごす陸棲のホタルなのだ。

 

 

クロマドボタル幼虫(ホタル科)

2012年8月8日 白岩森林公園・青森

今年の8月には、白岩森林公園の林道で、
少し小さめの子を見つけた。

早朝であれば、このように、夜行性の虫たちを、
見ることがたまにある。

 

 

クロマドボタル幼虫(ホタル科)

2012年8月8日 白岩森林公園・青森

昨年のだんぶり池で見つけた個体より、明らかに小さい。

年1化のはずなのに、どうして8月に見つけた方が、
6月のものより若い齢期なのだろうか?

ちょっとだけ不思議であるが、肉食の種類では、
獲物にありつけるかどうかで、体のサイズは、
大きく違ってくることがありそうだ。

 

 
クロマドボタル幼虫(ホタル科)

2012年8月8日 白岩森林公園・青森

朝7時前で、もう明るくなっているのに、お腹がすいているのか、
結構活発に歩き回って、獲物を探している。

昼間は、普通、落ち葉の下などに潜んでいて、
このように動き回ることは、あまりないようだが・・・


当然のこととして、この容姿で肉食であれば、
獲物は、カタツムリやナメクジ(?)に限られるだろう。


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ちょっとだけ不思議な虫たち シロヒトリ

今回は、有名なアメリカシロヒトリではなく、
ただのシロヒトリ・・・・・


アメリカの方は、(昔は)街路樹の大害虫だった。

日本のあちこちで、見るも無残に、プラタナスの葉を食べ尽くした。

 

 

 

シロヒトリ(ヒトリガ科)

2012年8月7日 道の駅協和・秋田

道の駅の休憩所のガラス窓に、真っ白な蛾が止まっていた。

ちょっと古い表現だが、あたかも花嫁衣装のようなイメージだ。

 

 

シロヒトリ(ヒトリガ科)

2012年8月7日 道の駅協和・秋田

この白無垢の衣装の裏側は、どうなっているのか?

男なら、誰でも興味がある(はず?)。

透明のガラス窓にいるので、休憩所の中に入れば、
反対側から見ることができる。

 

 


というわけで、待つこと約10分。

休憩所に誰もいなくなってから、中に入ってパチリ!!!

 

 

シロヒトリ(ヒトリガ科)

2012年8月7日 道の駅協和・秋田

これが、ちょっとだけ待ったおかげで、
休憩所の中から撮れた写真である。

予想通りだった。

裏側の赤い部分が、自然状態でさりげなく見えた。

何で、脚(太もも?)だけが、赤いんだ!!

 

 

シロヒトリ(ヒトリガ科)

2012年8月7日 道の駅協和・秋田

この裏側の赤い部分(模様?)には、どんな役割があるのだろうか?

こんなことで、捕食者(鳥?)からの攻撃を、
一瞬でも、躊躇させることができるのだろうか?

 

 

多分シロヒトリ(ヒトリガ科)

2012年8月1日 志賀防森林公園・青森

この写真は、別の場所で撮ったものであるが、
実際に、翅を開くと、胴体部分にも赤い模様がある。

飛び立とうとする瞬間は、こんな感じに見えるのだろうか?

 

・・・・スクープ写真?

 

白状すると、ちょっと脅かして翅を開かせた??


いずれにしても、害虫ではない(?)紅白の美しい蛾である。

 

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