君は一体何組??
今月は、ブログ開設時の原点に戻って、
想定読者は、虫好きの高校生!!!
私のお気に入りの撮影場所で見つけた、
ちょっとだけ不思議な虫たちを紹介します。
何組だか、すぐに分かりますか?
⇒ページ最後に、まとめて正解を載せましたが、
もし、軽く全問正解したら、あなたは、
かなりの虫マニアです。
このブログの写真撮影場所として、
最も頻繁に出てくる「だんぶり池」は、
弘前市の自宅から、車で10数分のところにある。
だんぶりとは、津軽弁でトンボのことを言う。
撮影場所は、上の「だんぶり池」に次ぐ頻度で、
出てくるのが、白岩森林公園である。
ただ、実際に私がフィールドにしているのは、
中心部分からかなり外れた「林道」で、
そこは、一般的な森林公園とはイメージが違うと思う。
国道7号線の秋田・青森県境にあるのが矢立峠だ。
そこにある道の駅のトイレの常夜灯は、非常に明るく、
このブログでも、再三出てくるお気に入りの撮影場所だ。
ただ、道の駅の所在地が、何と秋田県側にあるのだ。
だから撮影場所の記録としては、
個人的に非常に残念なことなのだが、
青森県側から誘引されてきた虫たちもいるのに、
有無を言わさず「矢立峠・秋田」となってしまうのだ。
撮影場所は、知名度の高い酸ヶ湯温泉としているが、
実際には、温泉宿から数km黒石側にある城ヶ倉大橋だ。
このトイレの常夜灯は、虫が集まる場所として有名である。
撮影場所の白布峠は、福島県と山形県を分ける峠で、
裏磐梯側は、景色(桧原湖と磐梯山)が素晴らしく、
米沢側は、数か所の林道を入ると素晴らしい(虫がリッチ?)。
弘前に住むようになってからは、最低年1回は通る峠だ。
・・・回答・・・
(以下を読もうとする方は、この時点で、間違いなく虫マニアです)
①多分キタクダトビケラ(クダトビケラ科)
⇒見た目以上に真っ白な触角が、珍しいかも・・・
②クロセンブリ(センブリ科)
⇒漢方薬のセンブリ(植物)と同じ名前だが、
この子は、食べても苦くない!!
③アオバシャチホコ(シャチホコガ科)
⇒この角度から見るとクモのように見える。
足の先まで、全身に生える青白い毛も、
ちょっとだけ不気味だ?!
④スカシヒロバカゲロウ(ヒロバカゲロウ科)
⇒オレンジ色の頭部と真っ黒な複眼が特徴的で、
その名のとおり、幅広い半透明の翅を持つ。
⑤スカシシリアゲモドキ(シリアゲムシ科)
⇒このイメージの近似種はいないので同定は楽だが、
雌には、3種類の多型が知られており、
それぞれが、まるで別種のように見える(矛盾?)。